もう会えないかも・・・
私が今の医院に勤め始めた頃からの常連(笑)の患者さんのまぁちゃん。
「まぁちゃん」と言っても、80歳を過ぎたおじいさんです
まぁちゃんは桃農家さん。
足と腰が痛くて週に1~2回、先生に痛み止めの注射をしてもらいに通院していました。
最初の頃は奥さんと一緒に通院していたのですが、その奥さんは2年ほど前に脳梗塞で倒れ入院、今は施設に入っているのでまぁちゃんは一人暮らしです。
ヘルパーさんに来てもらったり、デイケアに通いながら通院していたのですが、今年の初めくらいから持病のリウマチが悪化してひどく体が痛むことが多くなり、そういうときは熱も出て一人暮らしが少しずつ難しくなってきて、娘さんにSOSを出したりしていました。
そのまぁちゃんの血液検査で異常が見つかったのは今年も半分過ぎた頃だったでしょうか・・・
その検査結果と紹介状を持って、総合病院を受診したまぁちゃんの診断名は「急性骨髄性白血病の疑い」
白血病・・・って聞くとどんなことを思い浮かべますか?
悲しいですが、多分皆さんが思い浮かべたWardは間違っていないと思います・・・
私が病院の受付に座っているときに、娘さんがその診断名を書いた紹介状の返事を持って来院されました。
ベッドが空き次第の入院・・・と言うことでした。
その紹介状の返事を読んだ婦長さんが、受付に座ってる私の後ろで言った一言・・・
「Sちゃん(医療事務の20歳の女の子です)、もうまぁちゃんには会えないかもしれんよ?」
ぇ・・・・???
私は一瞬、なにが聞こえたのかわかりませんでした。
まだ、娘さんが受付のすぐ前の待合に座ってるのに・・・・
確かにそういう病気なので、間違ったことを言っているわけでは無いのですが。
なんだかすっきりしない午後でした・・・
その数日後に、10日くらい前まで調子が悪くなりながらも一人で車を運転して点滴に通って来てた患者さんが、入院先の総合病院で亡くなられたと連絡が入ったり、お盆前には私の祖母が亡くなったり、今年の夏は少し寂しい夏になっています。
「死」は私の身近に当たり前にそこにいて、ゆったり揺蕩(たゆた)いながら一緒に生きてる・・・みたいな・・・・
「死」が「生きてる」なんて、なんか変な例えですね?(笑)
「まぁちゃん」と言っても、80歳を過ぎたおじいさんです

まぁちゃんは桃農家さん。
足と腰が痛くて週に1~2回、先生に痛み止めの注射をしてもらいに通院していました。
最初の頃は奥さんと一緒に通院していたのですが、その奥さんは2年ほど前に脳梗塞で倒れ入院、今は施設に入っているのでまぁちゃんは一人暮らしです。
ヘルパーさんに来てもらったり、デイケアに通いながら通院していたのですが、今年の初めくらいから持病のリウマチが悪化してひどく体が痛むことが多くなり、そういうときは熱も出て一人暮らしが少しずつ難しくなってきて、娘さんにSOSを出したりしていました。
そのまぁちゃんの血液検査で異常が見つかったのは今年も半分過ぎた頃だったでしょうか・・・
その検査結果と紹介状を持って、総合病院を受診したまぁちゃんの診断名は「急性骨髄性白血病の疑い」
白血病・・・って聞くとどんなことを思い浮かべますか?
悲しいですが、多分皆さんが思い浮かべたWardは間違っていないと思います・・・
私が病院の受付に座っているときに、娘さんがその診断名を書いた紹介状の返事を持って来院されました。
ベッドが空き次第の入院・・・と言うことでした。
その紹介状の返事を読んだ婦長さんが、受付に座ってる私の後ろで言った一言・・・
「Sちゃん(医療事務の20歳の女の子です)、もうまぁちゃんには会えないかもしれんよ?」
ぇ・・・・???
私は一瞬、なにが聞こえたのかわかりませんでした。
まだ、娘さんが受付のすぐ前の待合に座ってるのに・・・・
確かにそういう病気なので、間違ったことを言っているわけでは無いのですが。
なんだかすっきりしない午後でした・・・
その数日後に、10日くらい前まで調子が悪くなりながらも一人で車を運転して点滴に通って来てた患者さんが、入院先の総合病院で亡くなられたと連絡が入ったり、お盆前には私の祖母が亡くなったり、今年の夏は少し寂しい夏になっています。
「死」は私の身近に当たり前にそこにいて、ゆったり揺蕩(たゆた)いながら一緒に生きてる・・・みたいな・・・・
「死」が「生きてる」なんて、なんか変な例えですね?(笑)
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